戻る Gleason No 608G/609G Hypoid Gear Machine CNC改造機　Presentation 　Gleason No608G/609G CNC改造機の利点及び、特徴について ・機械段取り時間の大幅短縮を実現 　弊社独自のワークスピンドルNC化により従来機のワークスピンドル割出し盤をなくし、割出し盤交換時間概３０分から数秒に 　短縮することを実現しました。 　また、チェンジギア、プーリーの交換もNC化により取り去り、多品種の段取り工数削減に威力を発揮します。 ・フルクローズドループ制御による高精度制御 　ワークスピンドル制御は高精度なエンコーダによるフルクローズドループ制御を採用し割出し制御は±５秒（±0.0014°） ・割出しの高速性 　仕上げ機の場合特に割出し精度（応答性）が求められます。当社実績では3.5秒/１歯まで可能としています。 ・同型新鋭機の約1/9の価格でCNC化を実現 　Gleason社製Phoenix 1000HC CNC（概2.5億円）、弊社NC改造機（概2.8千万円）と設備コストの削減に寄与します。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ベースマシン費用含まず） ・国内最多の改造実績 　第1号機を1988年に開発納入し、累計15台の納入実績がございます。また、海外のお客様にもお使いいただいております。 ・通信対応（オプション） 　Fanuc Power mate i シリーズ使用によりイーサネットへの対応も可能です。 ・CNC制御軸は 　ワークスピンドル、カッタースピンドルドライブ、2軸制御し、オプションとしてフィードドライブ制御。 ・カッタードライブとフィードの分離独立化（オプション） 　No608 Rougher についてはカッタードライブとフィードを分離し、サイクルタイム短縮及び、加工条件の最適化が可能となります。 　　（プーリー、チェンジギア交換不要）　また、カッター回転数は10から100 rpm ,フィードは３．５秒から３５秒まで可能です。 ・カムスイッチの電子化 　従来機では、ロードポジション、オートストップ、インデックス、チャンファーゲージポジション等の段取りはドグ＆リミットスイッチで 　段取りをしなければならないことから　これを電子式カムスイッチに改造し任意に　容易に段取りが出来ます。 ・オートクランプ装置 　各段取り軸にはオートクランプ装置を取り付け段取りの短縮が図れます。（約1/4） 従来機とCNCの機械段取り時間比較 　項目 　オリジナル機の段取り時間   　CNC化機の段取り時間　 備考 フィード＆スピードプーリー取り付け 概15分 フィード＆スピード入力　10秒 歯のデプスフィード調整 概10分 デプス値入力　3秒 インデックスプレート交換 概30分 歯数入力 オリジナルは ゼネバドライブ交換含む ルートアングルセット 概7分 オートクランプ使用で概5分 ホリゾンタルセット 概7分 オートクランプ使用で概5分 カッタハウジングセット 概7分 オートクランプ使用で概5分 ワークヘッドセット 概7分 オートクランプ使用で概5分 オーバーヘッドセット 概7分 オートクランプ使用で概5分 カムスイッチ調整 概11分 電子カムスイッチで1分 合計段取り時間 101分 26分16秒 Gleason No 608G/609G CNC改造機 仕様 1.加工最大ピッチ半径 508ｍｍ(スパイラルアングル30°で16''カッター使用時） 2.最大外円錐距離 254ｍｍ 3.最大歯幅 76ｍｍ 4.最大歯丈 25.4ｍｍ 5.歯数 1〜99（任意）（実用上20〜75歯） 6.最大カッター直径 457ｍｍ（18”） 7.ワークスピンドル大端径 大端　87.63φ（Gleason taper #18) 8.使用ＮＣ装置 Fanuc Power mate iD 9.ワーク登録数 99ヶ（標準） 10.使用サーボモーター ワーク　α22（3.8Kw）　カッター　α40（7.5Kw）　フィード　α22（3.8Kw) 11.油圧モーター 誘導型3.7Kw 12.クーラントモーター 誘導型2.2Kw 13.チップコンベア 誘導型0.2Kw 14.油圧クランプ装置 A・B・C・D・E　オーバーヘッド　6軸　油圧クランプ取付 15.切削油タンク容量 304リッター 16.油圧・潤滑タンク容量 133リッター 17.フロアスペース 2.6×3.2ｍ（マシンフルカバー無し） 18.機械重量 概8.0Ｔｏｎ 19.特別仕様オプション �@デジタルスケール（4軸） �Aチップコンベア �Bイーサネットボード �Cワーク保持具 �Dカッターアダプター �Eマシンフルカバー �Fレべリングブロック